農学部応用生物化学科のPattama Wiriyasermkul准教授が2024年度第15回日本生理学会 入澤宏?彩記念JPS優秀論文賞を受賞しました。
日本生理学会は、優れた生理学研究を奨励することを目的として入澤宏?彩記念JPS優秀論文賞(入澤賞)を設けており、当該年の日本生理学会の英文機関誌 The Journal of Physiological Sciences に掲載された全領域の研究論文を対象に毎年2名(2編)を選考しています。
Identification of three distinct cell populations for urate excretion in human kidneys
坂口 義彦(奈良県立医科大学未来基礎医学、東京慈恵会医科大学 SI医学応用研究センター)
Pattama Wiriyasermkul(岩手大学農学部、東京慈恵会医科大学 SI医学応用研究センター)
松林 成也(株式会社富士薬品)
ヒトの腎臓からの尿酸排泄は、いくつかの尿酸トランスポーターの再吸収と分泌によって厳密に制御されている。本研究では、健康なヒトの腎臓を1細胞単位で解析した結果、すべての腎尿細管細胞が同じ尿酸トランスポーターを発現しているわけではなく、尿酸を処理するために3つの異なる細胞集団に分かれていることが示された。これらの結果は、トランスポーターの分子機能と腎尿酸塩処理について、単一細胞単位での生理学的洞察を与えるものである。
関連リンク: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S188065462400088X
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